なお、私のこれまでの読了書籍は、こちら。
書籍のご紹介 --投資、経済、ビジネスの本 -経済学基礎から偉大な投資家まで
著者はゴールドマン・サックスで営業をされてた方で、非常にアクティブで強い精神力の持ち主であることを感じました。
この本のコンセプトは、「絶対話力」=「1分話力」+「10秒話力」で、「1分話力」、「10秒話力」の内容とその実践などで占められています。
章立ては、
- つかむ、伝える、決めさせる -3つのステップ
- 絶対話力を鍛える
- 絶対話力をチームに広げる
という流れになっており、絶対話力を2つの話し方に分けて解説し、それをリーダとして、マネージャーとしてどのようにチームに適用していくかを説明しています。
印象的だったのは、やはりバリバリの外資系で働いてきた経緯もあって、10秒でお客様のハートを掴み、決めてもらおうとする10秒話力のくだりです。米国の凄腕ファンドマネージャがなかなか話を聞いてもらえない中で身につけた10秒話力の話しは非常に共感できるところがありました。
また、いかにも体育会系的な行動の逸話もコラムで散りばめられており、ちょっと笑ってしまいます。
総合的には、営業のノウハウというより、お客様への接し方の心構え、情熱という語り口です。
最後に、エピローグに載っている「営業にとって大切な5つの軸」を転載させていただきます。
- お客様のことをもっと知りたいと思っているか
- お客様の約に立ちたいという気持ちがあるか
- お客様が「決める」ためのお手伝いをしているか
- 新しいニーズをつくるという気合があるか
- 信頼関係を築けるか、その資質があるか
少し前まで、私も営業の部署に身を置いていましたので、非常に共感できる良書だと思います。
絶対話力 単行本 – 2013/12/13 土岐 大介 (著)
この記事は参考になりましたか?
少しでも参考になればSNSでシェアしてもらうと嬉しいです。
↓ ↓ ↓
0 件のコメント:
コメントを投稿