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2015年5月10日日曜日

暴落に備える2 恐怖指数について --オプションの特徴を踏まえた指数だが、長期の保険には適さないものです


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先日、「日本国債ベアファンド」という投資信託を紹介しました。今回は、似たような動きをするものですが、VIXと呼ばれている指数を紹介します。
この指数、又の名を「恐怖指数」と呼ばれており、暴落時の阿鼻叫喚具合を示す指数としてそんなあだ名が付いています。

VIXとは、Volatility Indexの略称でして、Volatility(ボラティリティ)とはバラつき具合のことです。通常、株式の価格を含む証券価格は、市場において自由に売買されることから、ランダムウォークと呼ばれる勝手気ままな動きをします。この上下動のバラつき具合を表したものがボラティリティで、定量化するために、標準偏差を使うことが多いです。
つまり、統計的に一定期間のサンプル(標本)を取って、平均からの差を表して、1標準偏差(1σ、一シグマ)の幅で表します。

今回の恐怖指数は、この標準偏差の未来版、つまり未来にどれくらいばらつくかという予想変動を使って指数化(正規化)したものです。この指数が大きいほど、暴落や暴騰が予想されており、将来の変動に対する人間心理、つまり恐怖感を表しているから恐怖指数と呼ばれているのです。

ですので、将来のバブル崩壊や暴落時に儲けを得られる逆張りの指数となります。
そうすると、暴落時に備えてこれを保有しておけば保険になるのでは、と考えると思います。

私も暴落時に備えて、この商品を検討したことがありましたが、やはり前回の日本国債ベアファンド同様に致命的な欠点がありました。

そのひとつは、日本国債ベアファンドと同様、状況が変わらない時でも減価してしまうことです。これは、恐怖指数がオプションと呼ばれる仕組みに密接に関わっているからでした。

オプションの取引というのは、その商品を買ったり、売ったりすることが出来る権利(オプション)を売買することです。株式投資を例に取ると、通常は現物を買うことになりますが、オプションの場合は、その株式を、いついつまでに、いくらで買ったり売ったりする権利を持つことができます。
例えば、トヨタがこの後6ヶ月で大きく値上がりすると予想するときに普通は株式を購入するのみですが、万が一大暴落することもあるので備えたい、という場合があると思います。その時は、プット・オプションというもの(売る権利)を買っておけば暴落時は、設定されたその値段で売っることができますので難を逃れることができます。思惑通りに値上がりしても、損をするのは通常の株式を売るより安いオプション料のみとなるので、小さい保険料(オプション料)で下落リスクを限定しながら、値上がり益を狙うことができます。

さて、では恐怖指数はこのオプション取引とどう関わっているかをお話します。恐怖指数の値は、オプション価格の値付けに密接に関係している、先程の「ボラティリティ」を元にして算出されています。オプション価格のボラティリティというのは、遠い先のものについては予想が難しいのでばらつきが大きく、大きな値になります。一方、期日が近くなると予想しやすいので、急速にばらつきが小さくなるのでボラティリティも小さくなります。

この特徴を持つVolatility Indexを長期で持つというのは、最初、値が大きかったものが小さくなっていく商品をどんどん乗換えしていくイメージなので、毎回値が下がっていくようなものです。
実際のVolatility Indexも中長期的にはそのような動きになっていますね。よって、短期的な下落にはリスクヘッジできますが(例えば政情不安で株式市場が荒れているときなど)、長く持つと不利になります。

こちらも長期の保険にはならないようですね。

追伸:
一方、純粋なオプション取引は、上述したようにリスクヘッジにはかなり有効な手段です。私も少しずつ勉強をして具体的な取引ができればと考えています。
そんな中、先日読んだ本がコチラ↓。
「超・株式投資」 読了 --効率的市場仮説を日本人が再検証、さらに有利なオプション取引をエビデンスを通じて示唆した良書
オプション取引の具体的な方法、便益を書いてある本は殆どありませんので貴重な書籍です。

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