ここのところ、水道光熱費、エネルギーに関する金額が上がってきていますね。
そこで、我が家の家計ではどのように推移しているか10年分を見える化してみました。
なお、我が家では、毎月末を月次の決算としており(まあ、そんなに気合が入っているわけではありませんが)、その月の電気代、ガス代、水道代、携帯代等々を取って家計簿につけています。
そのやり方の詳細は、ここの「家計簿のすすめ」を見てください。
さて、グラフの方ですが、各年の各費用の平均値を取っています。
我が家は、私が単身赴任世帯なので、各年6本の棒グラフの内、前3つが名古屋の分、後ろ3つが東京の一人暮らしの分です。
大きな傾向として、
- 電気代は少しずつ上昇傾向
- ガスもここ5年でやや増加
- 水道も微増
具体的には、
- 電気代は、16,800円→17,300円で、500円アップ
- ガス代は、12,800円→13,100円で、300円アップ
- 水道代は、13,800円→14,900円で、1,100円アップ
では、この要因を突き詰めていきますと、家族的もので増えている要因は見当たりません。そうすると、やはり値上げが一番考えられます。
エネルギーシフトと割高コスト電源の問題
原因がわかっているところでは、再生エネルギーのFIT(固定買い取り制度)が始まっています。また、電気代については原子力発電ができなくなっているので、大手電力会社は軒並み値上げをしている状況です。
前者のFIT(固定買い取り制度)については、再生エネルギーという不安定な電源を広げるために補助金を出している制度になります。補助金の負担は、税金というわけではなくて電力会社が固定的に買い取る代わりに、その金額の一部(かなりの部分)を利用者に転嫁して良いという制度です。
これらの要因もあって、我が家の電気代も少しは増加していると思われます。
次に回線代です。
我が家の携帯電話代について。
いきなり、2011年から高騰していますが、これは家族的な要因です。家族が増えて携帯を持つようになったので増えています。
具体的には、
- 携帯代は、12,200円→25,500円で、13,300円アップ
ここは家計的に減らしどころだったので、いよいよ手を入れたのですが、その件についてはまた後日、このブログ記事で書きたいと思います。
この記事のまとめ:
- 電気代が高騰中
- エネルギーは、再生可能エネルギーのFIT制度の値上げ分と、原発不稼働の値上げのダブルパンチ
- 携帯代は家族が増えたためコスト増となっており、キャリアを変更中
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