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2016年9月30日金曜日

「防衛大学校で、戦争と安全保障をどう学んだか」読了 --自衛隊の方が解説するリアルな国防。現実を見据えた日本の姿を知らせ、警鐘を鳴らす良書!

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当書籍は、国防という現実的な課題を突きつけられる、非常に厳しい書籍です。さすがリアルに敵と対峙している自衛官の方が書いた本で、とても有益で、これまで読んできた本とは一線を画する良い書籍であると認識しました。

なお、これまで読み進めてきた書籍はこちら↓
書籍のご紹介 --投資、経済、ビジネスの本 -経済学基礎から偉大な投資家まで

では、本の中身のご紹介に進みます。
まず、初めに解説しているところが、「普通の方々は国の中で国に守られている状態だが、一歩外に出て国対国の状況になるとアナーキーな状態である」と解説します。アナーキーとは無政府状態であるということですね。

皆さんは普通に日本に暮らしていれば、国内では法律で守ってもらえて、何か問題があってもいざとなったときは裁判で争えば結論を出してもらえます。

しかしながら、いざ国対国の状況では、そのようなジャッジをしてくれるところは基本的にはないというのが今で言う国際社会の前提なのですね。
国際司法裁判所と言うものもあるにはあるのですが、基本的にはその判決に従わない国があることも考えられ、実際、明文化された罰則もないことから従わない国も多々見られます。また、審理には相手国の同意必要で、常に国際司法裁判所の審理、採番を受け入れることを表明している67カ国同士以外は、その都度同意を取る必要があります。日本国ですと、竹島の領有権を国際司法裁判所に持ち込んでいますが、相手国側の同意が取れないため、裁判になっていません。

このような中で、最終的な紛争の解決として、すべての国々が戦争という手段を必ず持っています(実行するか、背景として交渉手段として用いるかは別で、この書籍のテーマでもあります)。我が日本国は専守防衛として憲法で縛っていることもあり、戦争という紛争解決手段においては非常に難しい状況に置かれています。

次に日本を取り巻く環境について。現在、日本が置かれている状況は、非常にシビアです。

まず、資源が非常に少ない国家であるため、ほとんどを輸入に頼らざるをえない状況です。輸出入の輸送手段としては船舶によるものが桁違いに大きいですが、最大の輸入資源である石油を運んでくるシーレーンも現在中国に脅かされています。尖閣諸島、竹島の直接的な国土を脅かす外敵の存在も重要ですが、経済活動をより不便にする外敵の動向にも目を配らなければいけない状況ですね。
また、地政学的に、日本は島国であるため、侵略はされづらい国家ですが、逆に国境を超えた国際的な経済活動はしづらい状況です。

次に、現在の憲法が、時代にあっていないことも感じられました。日本国憲法は、大きな戦争後に制定された憲法ですが、そのときに比べて現在は、大戦は起きづらい状況ですが、テロや地域紛争、内戦は多発しています。このような中で、国際的な紛争解決能力を持たない憲法は時代遅れになっており、日本国の国際的な位置づけ・プレゼンスの低下、評価の低下が看過できない状況となっています。

以上を踏まえて、日本国の国防を鑑みると、
①憲法で自分の手足を縛りながら、
②体を直接蹴ってくる周辺敵国があり、もしくは
③その敵国から間接的に嫌がらせを受けている、
状況ですので、難しい状況であると思います。この状況は皆さんが汗水たらして稼いだフローとしての国富、GDPを大幅に毀損させてしまっている状況なので、これからの皆さんの意見に期待したいところです。。

このような中で、総合的な対応として、
①に関しては「適切な憲法改正」
②に関しては「侵略されないための軍事力の拡充」
③に関しては「集団的自衛権設定を含む自由主義陣営の国々との協調の深耕」
が必要であると感じました。


最後に、SBI証券・北尾さんのブログのコメントをお借りして締めたいと思います。

このような自衛隊の方々の現場の声を聞くにいたり、(ここから北尾さんの引用)
「自身の国籍も、国籍の持つ意味も理解しないような人物が、堂々と自衛隊の最高指揮官である首相を目指し、周囲から疑問も異論も出ない」人がいることをとても残念に思いました。

原本のブログ。
瓦解する民進党

この記事のまとめ:
  • 国内では法律で守られる体系があるが、国際社会は基本的に無政府状態
  • 紛争解決の最終手段を持たない国家はない
  • 日本国は、過去の時代に制定された厳しい憲法に縛られており、無政府状態に対応しづらい
  • さらに、近年の紛争は、テロや地域紛争、内戦が多くなっており、国際協力観点からも日本国のプレゼンスが低下している
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