投資に時間をかけるのがめんどくさい方、投資の仕方がわからない方、いい世の中になってきました。難しい金融理論を、フィンテック(金融の技術)という技術でコンピュータが肩代わりして最適に投資をしてくれる時代になりました。
今回は、その一つの商品であるウェルスナビを見てみます。
ランキングで、今こんな順位にいます☆(*・.・)ノ
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■まずはWealthNaviの特徴から
ウェルスナビは、難しい金融工学から導き出される最適なポートフォリオを、自動で機械が作って、投資をしてくれるシステムです。
いわゆる現代ポートフォリオ理論による、効率的フロンティアを自動で組んでくれる感じです。マーコビッツ先生に感謝しなければいけませんが、50年超経ってこの難しい計算と投資を機械がやってくれるようになったのが驚きですね。
イメージとしてはこんな感じでいつも出てくる効率的フロンティアの図です。図は、ちょっと古い日経新聞さんのもののようですが、「投資は美徳」さんのホームページからお借りしました。
なおウェルスナビの細かいことはウェルスナビのホームページ、各証券会社のホームページで確認して下さいね。
で、メリットとしては、
- 投資家は何も考える必要がない
- 数点の投資条件を設定するのみ
- 税金も考慮し最適な売買をしてくれる
デメリットとしては、
- 手数料が、1%と高い
こんな感じです。
ウェルスナビの場合は、最初に幾つかの質問に答えてリスク許容度を判定します。
私の場合、少し試してみようと思い次のような設定を組んでみました。
ガイダンスに従って答える項目はたった5つ(場合によって質問が少し増えます)。
一つ目は年齢。私は40代です。すいません、ジジイで。
次は年収。ダブルインカムでやっているので、画像は世帯年収ということで。
三つ目は現在の金融資産。素の金融資産です。
4つ目は目的。長期投資で考えてみましょう。
5つ目は下落時の対応。この質問は私の投資法の中でもいちばん大事な質問です。当然に「追加投資を行う」。
正直言って、私の投資法では売るという行為はほとんどありません。下落時に買いに行かないと有効なパフォーマンスは出ないと思っています。
で、結果はこうなりました。
感想としては、リターンの平均点を狙うウェルスナビですので、リスクに対して健全なりターンを得られている印象ですが、私の場合はもう少しリスクが許容されるのでイマイチな印象です。
戦術として、ハイリスクハイリターンを個別株のマイ投資法で攻めて、幾ばくかのローリスクローリターンをこのウェルスナビに任せるという方法もあります。
しかしながら、それにしては1%の手数料は高すぎる。そんなんだったら機械に任せないで自分でETFを買ったほうが楽しいし、暴落時に超買い増せるので裁量が大きいです。
と言うことで、結論として、手数料が高いウェルスナビは見送りとしました。^_^
この記事のまとめ:
- ウェルスナビは、金融業界の新しい「ロボアドバイザー」という投資手法
- 機械が孤立的フロンティア風の最適なポートフォリオを作成
- 手数料が1%と高い
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