我が家では12月31日を決算日と設定して、その日の資産を棚卸しします。約20年続けてきました。ヽ(^o^)丿
ランキングで、今こんな順位にいます☆(*・.・)ノ
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- 預金は、銀行をすべてネットバンキングにしていますので、最終日の残高を記入
- 外貨預金(外国株式を買うための資金)は、最終日の為替レートでの円建て残高を記入
- 株式は、時価を記入
- 土地の価格は、3月下旬頃に発表される国土交通省の「公示価格」で算出
- 住宅は、購入後、毎年半額にして資産計上(言ってみれば、償却率0.5の定率法ですね、^_^)
- 自動車、貴金属などは、無価値として、0円計上
- 個人年金は、それまでの積立額(元本)を記入。つまり現在価値計算はしていません
- 預金のマイナスは、定期預金を担保として、普通預金がマイナスになっているとき記入
- 固定負債は、住宅ローン残高を記入。2015年10月に完済
- 今回から、ねんきんネットの年金額を記入 → ですので、不連続となっています
この状況で強いて資産、負債計上していないものとしては、
- 自分と奥さんの退職金の現在価値
- 将来、必要となる大型支出の負債計上→自家用車の取得費用の負債認識、大型家電の取得費用の負債認識
住宅の償却率などは実際の会計実務とは違い、かなり厳し目の査定をするようにしています。会社じゃないので、大きなもののみに注目、リスクサイドを考慮して厳しめに数字を弾くようにしています。
この方式で、約20年間、家計簿をつけてきましたが、その資産・負債・純資産の上場(バランスシート)が下記の図です。上が前年(2016年)のもの、下が最新の2017年です。
2本の棒でセットで1年分です。2本セットはバランスして、同じ高さになっています(なのでバランスシート)。
左側の青色の棒が流動資産、茶色の棒が固定資産。
右側の黄色い棒が流動負債、赤い棒が固定負債、緑の棒が純資産です。
こちらは、2016年。前年にやっとローン返済が終わって負債が消滅しましたが、少し無理して返済しましたので、順調に増やしてきた金融資産(流動資産)も減っています。
2017年。今回から基準が少し変更されています。ねんきんネットで公的年金の分が取れるようになりましたので、追加しました。流動資産に上乗せされています(本来は固定資産だと思いますが、金融資産を表現するために我が家の場合は流動資産に入れています。会計的にどうかはまあ見逃して下さい、m(_ _)m)。
今回は、公的年金の分を差し引いても、金融資産は大幅に増加しました。
ちなみに、この約20年の推移ですが、ターニングポイントは以下の5つ。
- 住宅ローンが始まった頃の2000年頃は、頭金で使ってしまったため現預金もわずか。純資産(緑色)がほとんどなく、債務超過寸前でした。
- 2001年から2007年までは、地価(固定資産、茶色)より住宅ローン残高(赤色)のほうが大きい状態。つまり、土地を売っぱらっても住宅ローンが残る状態。
- 2008年からはやっと地価のほうが住宅ローンを上回りましたが、2012年までは流動資産(青色)より住宅ローン(赤色)のほうが大きい状態。つまり、株とか全部売っぱらっても住宅ローンが残る状態。
- 2013年からやっと流動資産(青色)が住宅ローン(赤色)を上回り、何が起きても住宅を売ったりする最悪な状況を脱した状況。
- 2016年、晴れて住宅ローン完済(赤色消滅)
以上のように、家計簿をつけることにより、家計のバランスとリスクの回避を行うことができます。皆さんも家計簿に取り組んでみてはいかがですか。
この記事のまとめ:
- 家計簿から家の資産を把握しよう
- バランスシートを中期的に見ることにより、我が家のリスクを把握できる
- 2017年は、ねんきんネットから取れる公的年金分が追加されており、単純な前年比較はできない
- 金融資産は増加
- 家計簿のすすめ1 お家の資産を計算してみよう 準備編 --家計の貸借対照表(BS)に馴染む;家計の「ストック」
- 家計簿のすすめ2 お家の資産を計算してみよう 実践編 その1(資産) --家計の貸借対照表(BS)を作ってみると分かる5つの戦略・戦術
- 家計簿のすすめ3 お家の資産を計算してみよう 実践編 その2(負債) --家計の貸借対照表(BS)を作ってみると分かる5つの戦略・戦術
- 家計簿のすすめ4 お家の資産を計算してみよう 実践編 その3(純資産) --家計の貸借対照表(BS)を作ってみると分かる5つの戦略・戦術
- 家計簿のすすめ5 お家の資産を計算してみよう 分析編 --我が家の貸借対照表(BS)はどう推移した?見える化すると分かる家計の事実
- 家計簿のすすめ6 資産配分編 --アセットアロケーションの見える化の効果
- 家計簿のすすめ7 お家のお金の流れを把握しよう 準備編--キャッシュフローに馴染む;目的の確定、そもそも貴方は何がしたいのですか?
- 家計簿のすすめ8 お家のお金の流れを把握しよう 実践編 --我が家の家計簿はVISAカード明細
- 家計簿のすすめ9 2014年の資産推移と分散 --リスクの推移と投資戦略の変更
- 家計簿のすすめ10 --クレジットカードを使い倒してみませんか?ここには金利を取られない借金がある
- 家計簿のすすめ11 --家のローンを返さず、株式投資を進める方法? ROA>負債利子率、さぁ財務レバレッジ
- 家計簿のすすめ12 2015年の我が家の流動資産ポートフォリオの変化 --NISA枠の拡大で少し株式の比率が上がっています。で、2016年の家計簿的戦術は?(笑)
- 家計簿のすすめ13 2015年の我が家の貸借対照表の推移 --2016年は投資において一番いい環境となるでしょう!株式市場は暴落します(笑)
- 家計簿のすすめ14 2016年の我が家の流動資産ポートフォリオ --住宅ローン返済により現預金比率の低下。2017年の戦略は?
- 家計簿のすすめ15 我が家のバランスシートの推移 --2016年は住宅ローン完済によりついに負債が消えました。家計簿から見える18年間の資産推移。
- 家計簿のすすめ16 2017年の我が家の金融資産ポートフォリオ --2年前に住宅ローンを完済し、現預金の自由度が高まりました。投資に関しては年齢もあり、安定的なところにシフトしていきます。ヽ(^o^)丿
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