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2014年8月2日土曜日

村井直志先生の管理会計セミナーに出席して1 --CVP分析から売上分解、KPI設定まで

6月から7月に渡り合計4回開催された、公認会計士『村井直志』先生の管理会計セミナー『強い会社に学ぶ儲けのしくみと管理会計』に出席してきました。

2日間で午前午後の計12時間に及ぶセミナーで、内容は、
  1. 第1回採算ラインをどう弾く損益分岐点(BEP)の求め方
  2. 第2回儲けをつかむ、経営指標・KPIの使い方
  3. 第3回新規ビジネスは、固定費管理がポイント
  4. 第4回経営改革に!コミットメントの重要性
となっています。

今回はそのうちの1日目(6月開催)、1,2について感想を書きたいと思います。

まず、村井先生ですが、若くて非常にエネルギッシュな先生でした。さらに、セミナー終了後の質問タイムにもかなり長く付き合ってくれて、私からの財務会計に関する諸問題や質問についても、丁寧に説明をいただきました。
お忙しいところ本当にありがとうございました。

さて、セミナーの内容ですが、1日目は上述の通り、BEPの作り方そして財務3表と指標、売上分解、KPIの作り方等でした。
特徴的なのは、AKB劇場やQBハウス、Soup Stock Tokyo、青山フラワーマーケットなどの豊富な事例について、多面的な切り口で経営改善方法を解説をしているところです。経営者の方々がどのような問題で悩みそしてどのような切り口の解法で解決をしていったのかを、企業経営理論の体型の中で説明してくれます。

正直、その事例が面白すぎるので、村井先生の著作、強い会社の「儲けの公式」 [単行本(ソフトカバー)] 村井 直志 (著)をすぐに購入して読みました。すでに読了しましたので、書評を入れさせて頂きました。書評はこちら↓。
村井直志先生の「強い会社の「儲けの公式」」 --6つの企業事例に隠された「売上最大」「経費最小」のカラクリ

内容で印象に残った点が二点あります。まず一点目は、話しの中に稲盛和夫さんのアメーバ経営の話が頻出する点です。稲盛さんの経営に対する情熱、そして改革の観点も改めて勉強できましたし、稲盛さんの考え方を具体的に理解できました。
特に、
  • 売上を最大に、費用を最小に
  • 人時管理 →人件費を費用と扱わず、さらに人の稼働時間単位で評価をする
が考え方の根底にあって、それを実現するための財務諸表の読み方、数字の作り方を教えていただけたので、非常に有意義なセミナーでした。

二点目ですが、村井先生が読書について、一日一冊読了するように努力されていること。さらに、その本について、都度A3ベースの紙に手書きで要点を記述されていることでした。今回のセミナーでもその資料が利用されており、先生のまとめ方の手法を垣間見ることができました。


最後に、村井先生の著作全体は以下の通りです。
村井直志先生の著作
興味のある方はぜひご一読を。

第3回、第4階の様子はこちら
村井直志先生の管理会計セミナーに出席して2 --固定費管理から事業部制評価、投資の妥当性評価など。サンクコストも気にしよう

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