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2017年8月20日日曜日

「 ケインズとハイエク―貨幣と市場への問い」読了 --二人の対立点、共通点をつぶさに観察し、解説してくれている良書。不確実な現実を見つめるには歴史から学ぼう!^_^

この本は、ケインズとハイエクを改めて理解するためには本当に良い本です。新しい発見もたくさんあったし、とにかく読み切るのに時間もかかりました(ゆっくり読んだので2ヶ月もかかってしまった)。

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当書籍は、ケインズとハイエクの人生を、二人の交流を含めながら掘り下げている本です。この著者は非常に深く研究されていて、ケインズとハイエクについて一般的に持たれている印象が180°変わるくらいの内容となっています。

■章立て

章立ては、
序章 ケインズとハイエク、再び

第1部 伝記-2つの人生と眼差しの交錯
第1章 交友と衝突

第2部 不況はなぜ起きるか-2つの反主流派経済学
第2章 出発点としての「経済学」ー『貨幣改革論』から『価格と生産』まで
第3章 ケインズとハイエクの衝突-書評論争をめぐって
第4章 論争後の軌跡-『一般理論』と主観主義へ

第3部 2つの自由論-進化論と危機
第5章 自由の条件と終焉-『自由の条件』と『自由放任の終焉』
第6章 通貨機構論における対立-「国家的自給」と『貨幣発行自由化論』
第7章 複雑性・不確実性と人間-観光と模倣をめぐって
第8章 保守主義をどう評価するか-「便宜」と「法」
第9章 二人を分かつものー秩序と危機の認識

■当書籍の特徴

私自身、ケインズは政府の関与を是とするリアリスト、ハイエクは市場を重視する自由主義者という印象を持っています。さらに、ケインズはエリートの関与を重視する政策、ハイエクは人の関与を拒否する市場主義者と思いこんでいました。

例えば、ケインズは資本主義における最大の不況の一つ、暗黒の木曜日を政府が需要を換気するという新しい考え方を導入し乗り切りました。また、ハイエクは共産主義者との戦いを強いられていた自由主義陣営の中で、市場に任せることの重要性を説いていました。

しかしながら、この書籍を読むと、ケインズは自分が思考したマクロ経済学から派生していった計量経済学を真っ向から否定していますし、ハイエクもすべてを自由市場に任せたわけではありません。
このような二人の対立要因を各々の書籍の評価を辿りながら見直していますし、二人の思想が微妙に変化していくさまもつぶさに評価しています。

■ケインズとハイエクの共通点は?

二人に共通するのは、方程式的に理解されている経済予測を真っ向から否定し、不確実性の探求をいろいろな角度から掘り下げていったことです。

現代でも、経済が予測できる、未来が分かるような理解がされていますが、はるか昔から不確実な実態を掴んでいたのでしょう。

政治家は、簡単に経済予測を語り全知全能のようなふりをしますが、実態の経済は非常に複雑です。

我々個人投資家もそれに奢らず謙虚に投資を継続していきたいですね。

この記事のまとめ:
  • ケインズとハイエクの一般的に持たれているイメージが一新される良書
  • ケインズとハイエクの交流や論争を時系列に参照しながら、二人の経済思想を掘り下げている
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