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2018年2月27日火曜日

「今そこにあるバブル」読了 --現在バブルの様相を見せる日本、東京のバブルの種を羅列的に解説。東京五輪後の日本の未来を見つけるためにも読んでおきたい!

当書籍は、現在の日本においてバブルの兆候が見られるものを解説し、今後の経済の展開を模索するものです。テーマ性を持って、より具体的にバブルの様子を炙り出していいるため、イメージしやすく非常に分かりやすい内容となっています。

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ただ、まえがきにも書かれている通り、当書は投資の指南書ではありません。バブルの種をなぞる形式で羅列しているので、体系的ではない点にご注意ください。
しかしながら、現在の日本、東京のバブルについてはかなり網羅的になっていると思います。

■章立て

章立ては、
第1章 街角を歩いてみた
第2章 2020年東京五輪とその先
第3章 熱狂なき市場のゆがみ
第4章 繰り返さえる山々
第5章 新たな宴と大いなる巻き戻し
第6章 日本のバブルのゆくえ
となっています。各々テーマが設定されています。

第1章は、細かいバブルの種、六本木交差点、寛厚ブーム、賃金の話などが出てきます。
事例が多いため、バブルの種があちこちで発生しているのがよく分かります。

第2章のテーマは、東京五輪の開発。東京五輪に向けて、都内各地で開発が続けられていますが、その規模感を知らせてくれます。

第3章は、不動産。

第4章は、繰り返される山々というタイトルのように、バブルの歴史。そして、その歴史と現在の状況を比べています。

第5章は、ビットコインなど、ここのところのバブルの様相を解説しています。

第6章は、まさしく現在の日本のバブル、そしてその成り行きを見守っています。

■日本のバブルはどうなるのか?

さて、ではこれからの日本はどうなるのか?

当書は、バブルの内容について、多くの事例を上げています。そして、これまでの歴史も踏まえているため、日本の異常な状況が具体的にわかるようになっています。

私自身、日本の国債はバブルの状況であると思っています。この日本のバブルは人々の熱狂で生じているのではなく、官製バブルという非常に面白いものです。あまり喜んでられないですが。
中央銀行が直接、国債を引き受けているわけではないのですが、中央銀行がその国の国債を過度に保有している状況はかなり異常事態です。
国のバランスシートと日銀のバランスシートを合わせると大した問題ではないという方もいますが、ファイナンスのベースになっているのが国民などの貯蓄ですので、バブルが弾けた時に最後にしわ寄せが行くのは、そこであると思われます。

バブルが弾ける時、つまり日本国債が暴落するときは、当然に国債金利が上昇しますので、債券安。では、株式にお金が回るかというと、日本の信用が落ちますので、株安。当然にお金は日本以外の資産に逃れようとするので、通貨は日本円が売られれて米ドルなどが買われ、円安。このトリプル安が進むでしょう。

未来の事は分からないので、ではどうしておけば良いかという点については分かりませんが、私の場合は海外の資産を購入しています。主に米国の会社の株式投資となっています。
まあ、これまでの投資戦略的に、ある程度の中国株も保有していますが、今後も海外の資産を中心にしていくでしょう。

ただ、このバブルの話し以上に言いたいことは、もちろんバブルの被害を受けないように資産を防衛することが大事ですが、長期に投資をする方は、成長する企業、成長する国に投資をするべきと言うことです。

そのためには、株式投資をする方は、成長する企業というのはどんな企業なのかを突き詰めて考える必要があるでしょう。

この記事のまとめ:
  • 現在の日本のバブルの兆候を示した良書
  • 体系的な整理はないが、現在のバブルの兆候を網羅的に説明
  • 日本国債はバブルの様相
  • 今後弾けたときの対応も考えておいたほうが良さそう
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