「日本でのIQOS売上鈍化でフィリップモリス・インターナショナル株が暴落」
このニュースにより、米国株式市場でタバコ銘柄が大きく売られました。
なお、フィリップモリス社は、もともとはアルトリア・グループにいましたが、外国部門を分社化し、スピンオフした会社です。アルトリア・グループは米国の売上を担っています。
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■バッドニュースのときの身の処し方
このような状況を踏まえてどのような行動に出るかですが、まずこんな時に未来がどうなるこうなると、精密な予測を立てるのは時間の無駄です。
シンプルに考えて、アルトリア・グループの事業が成長するかどうか、企業価値が上がるか下がるかが大事なのですが、正直、分からない。この企業の内部にいるわけでもなく、また、情報をインターネットから仕入れて考えるのも面倒くさい。
ということで、私の場合は、こういう時は、
- 様子を見る
- 少し買ってみる
の行動になります。今回は仕事が忙しいので、適当にやり過ごすつもりです。
株式投資ごときに右往左往するのも本末転倒ですし、未来はなるようにしかなりません。
皆さんが、どんな状況で株式投資をしているかは分かりませんが、必死になればなるほど未来の事が気になり近視眼的になります。
軽い気持ちで臨みましょう。ヽ(^o^)丿
では、前回に続いて、アルトリア・グループの企業の状況を見ていきましょう。今回は、損益分岐点です。
■事業の強さ、BEP
今回は図1枚です。凄い図、凄い損益分岐点ですね。
この図の特徴は、すでに固定費が低いこと、変動費もそれほど高くないので、売り上げれば売り上げるほど、利益が得やすい構造であること、になります。
いい会社ですね。
ただ、ここからが大事!
株式投資で利益を得るということは、事業が成長しているということです(具体的にはEPSが伸びているなどなど)。
この会社が今後、「売り上げれば売り上げるほど」の状態になるかどうかは、分かりません。
ただし、iQOSの日本における売上低迷が、フィリップモリスやアルトリア・グループの売上にどれくらい影響があるかも分かりません。
この辺はそもそも事業の成長はいろいろな要素があって分からないというところもありますが、短期的に株主がどう考えるかも分かりません。
こんな分からない要素をグダグダ考えても意味がないので、適当に過ごしましょう。
この記事のまとめ:
- 今回は、損益分岐点を図示してみた
- 事業自体は超優良
- 直近のニュースの、iQOSの売上の件は気になる点だが、未来の事は分からない
- 今後の事業の成長も分からないため、買い増すかどうかは適当に考えましょう
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