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■ルックスは、「驚くべき薄い本」
当書籍は、Amazonの書評にもありますが、本が届いた瞬間、皆が思うことがあります。「薄い」。
全100ページの本です。しかも、後半の30%は、竹内均先生の解説となっておりますので、実質60ページ強のページ数となっています。
初め手に取るとなんとも心許ない感じですが、内容自体は薄くはないため、それなりに読む価値はあります。
ただ、まあ、864円なので適価です。あっという間に読んでしまいましょう!\(^o^)/
■内容、テーマ
本のテーマは、ビジネスアイデアの発想法。ビジネスアイデアの中でも、どちらかというとマーケティング手法の発想法と言えます。
著者は、米国で広告業界に居られた方なので、事例は広告のマーケティングにおける物が多いですが、話自体は、広告ビジネスにとらわれないものとなっていますので、汎用的に利用できます。
■詳細
最初にアイデア作成の一般原理として、
- アイデアは既存要素の新しい組み合わせである
- 新しい組み合わせを作り出す才能は、事物の関連性を見つけ出す才能によって高められる
ということは、挙げています。
そのうえで、それを進めるにあたっての5つの段階を規定します。
- 資料を収集すること
- その資料を咀嚼すること(心の中で手を加える)
- 問題を意識の外において、放って置く
- 急にアイデアにつながってくる。ひらめく
- そのアイデアを具現化すること
こう纏めてしまうと簡単なように見えますが、実際私の経験でもいいアイデアが降りてくるパターンはほぼこの経過を経てきていますので、妙に共感できます。
アイデア出しに困っている方は、一度、この本を手にとって見て、自分の手法をシンプルにするのもよいかと思いました。
一方、この本の弱点は、事例が貧弱であること。概念としては分からないでもないですが、事例が少なくて検証が少ないですので、自分なりにこの本の活かし方を考えなければいけませんね。^_^
ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
「株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!」
amzn.to/2G1VtGw
ビジネス社さんより出していただきました。
- ビジネスアイデアの発想法を抽象化した本
- 5つの段階を規定しているが、意外とアイデア出しはこの通りのことが多い
- この本の弱点は、事例がないこと
- 抽象的すぎること
- 書籍のご紹介 --投資、経済、ビジネスの本 -経済学基礎から偉大な投資家まで
- ラベル 書籍 の投稿
- ピーター・リンチのカクテルパーティ理論と暴落後の出来事 --お店で目撃したカクテルパーティ理論とその後の株価調整に対する人の噂・反応について
- 上がる株ほどよく上がる、という株式投資のカラクリ --やってみるとよく分かる3つの法則
- 投資法の変遷 --失敗から学ぶ投資方法、短期・中期・長期?、テクニカル・ファンダメンタルズ?
- テクニカル投資法について --人間のパターン認識と心理で間違いを起こす3つの理由
- NISAの具体的な活用法 --活用が難しい税制をうまく使い切る3つの戦術
- 「株で富を築くバフェットの法則最新版 不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法」 読了 --Warrenの苦悩と凄さがリアルに分かる本
- 情報の非対称性を利用する方法 --福島瑞穂的フリーライド(タダ飯喰い)を見つけて、逆の投資法を考えてみる
- 米国市場の歴史から見る物価上昇と株価の関係 --インフレに強い資産を持つには
- 「勝ち抜け! サバイバル投資術」 読了 --ピンチを乗り切り資産10倍を目指す方法
- TPPとその価値、反対派の感情を考える --開国をするとメリットが享受できるのだが、なぜ人はそれを拒否するのか?
- ロシア売り、暴落の事例検証 --戦争等の不確実性が上がることによる資金の引き上げ
- アルゼンチンのデフォルトの検証 --国的にダメな時もあるが、投資すべきか?
- 白元倒産の経緯 --倒産に至るまでの3つのポイント、無理な事業はどこから歯車が狂うのだろう?
- 石油や金、つまり商品への投資について --投資すべき対象となりうるか?金利を産まないコモディティ投資について
- 「大暴落 1929」 読了 --暗黒の木曜日の歴史的書籍。淡々と記述される阿鼻叫喚の当時の様子
- 「国債の歴史―金利に凝縮された過去と未来」再読 --400年に渡る国債の歴史から読み取る日本の現状
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