また、西郷隆盛もこの書籍を愛読していたことも知られています。
ランキングで、今こんな順位にいます☆(*・.・)ノ
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■章立ては?
Ⅰ 言志録
Ⅱ 言志後録
Ⅲ 言志晩録
Ⅳ 言志耋録
となっており、執筆年代の順で展開しています。
Ⅰは42歳のときから、Ⅱは57歳のときから、Ⅲは67歳のときから、Ⅳは80歳のときから執筆をしており、かなりの晩年から書き始めた書であることがわかります。40年以上かけて書き綴った書です。
構成は、条の単位になっており、4つを合わせると1133条あります。この本は抜粋ですが、すべてを読むとかなりのボリュームになりそうですね。佐藤一斎じたい、40年にわたって紡ぎ出したものですから。
■印象は?
非常に多くの教訓が得られる書籍です。また、一つ一つの条はそれほど文字数も多くないため、噛み締めながら読み進めることができます。
当書は、現代語訳、原文、解説の順で、構成されているため、原文が読めなくても意味を理解できるようになっています。現代語訳と原文を見比べながら、古語を勉強しながら読み進められるのが良いところです。
当書のベースに流れているのは、人間的にどう行きていくかということが中心になっています。特に、帝王学、リーダとしての心構えに関しては共感できるところが多く、迷ったときにこの書を手にとるのは良いでしょう。
この書である程度、意味がつかめるようになった後は、すべてを原文で読んでみたくなる書です。
「株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!」
amzn.to/2G1VtGw
ビジネス社さんより出していただきました。
この記事のまとめ:
- 江戸時代末期の佐藤一斎の書
- リーダシップや現代に通じる道標となる
- 佐久間象山、勝海舟、吉田松陰、高杉晋作、伊藤博文など、松下村塾のメンバに大きな影響を与えた
- 西郷隆盛の愛読書としても知られる
- 書籍のご紹介 --投資、経済、ビジネスの本 -経済学基礎から偉大な投資家まで
- ラベル 書籍 の投稿
- ピーター・リンチのカクテルパーティ理論と暴落後の出来事 --お店で目撃したカクテルパーティ理論とその後の株価調整に対する人の噂・反応について
- 上がる株ほどよく上がる、という株式投資のカラクリ --やってみるとよく分かる3つの法則
- 投資法の変遷 --失敗から学ぶ投資方法、短期・中期・長期?、テクニカル・ファンダメンタルズ?
- テクニカル投資法について --人間のパターン認識と心理で間違いを起こす3つの理由
- NISAの具体的な活用法 --活用が難しい税制をうまく使い切る3つの戦術
- 「株で富を築くバフェットの法則最新版 不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法」 読了 --Warrenの苦悩と凄さがリアルに分かる本
- 情報の非対称性を利用する方法 --福島瑞穂的フリーライド(タダ飯喰い)を見つけて、逆の投資法を考えてみる
- 米国市場の歴史から見る物価上昇と株価の関係 --インフレに強い資産を持つには
- 「勝ち抜け! サバイバル投資術」 読了 --ピンチを乗り切り資産10倍を目指す方法
- TPPとその価値、反対派の感情を考える --開国をするとメリットが享受できるのだが、なぜ人はそれを拒否するのか?
- ロシア売り、暴落の事例検証 --戦争等の不確実性が上がることによる資金の引き上げ
- アルゼンチンのデフォルトの検証 --国的にダメな時もあるが、投資すべきか?
- 白元倒産の経緯 --倒産に至るまでの3つのポイント、無理な事業はどこから歯車が狂うのだろう?
- 石油や金、つまり商品への投資について --投資すべき対象となりうるか?金利を産まないコモディティ投資について
- 「大暴落 1929」 読了 --暗黒の木曜日の歴史的書籍。淡々と記述される阿鼻叫喚の当時の様子
- 「国債の歴史―金利に凝縮された過去と未来」再読 --400年に渡る国債の歴史から読み取る日本の現状
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