ラベル

米国株 (297) ファンダメンタルズ投資 (225) バリュー投資 (220) 中国株 (179) インドネシア株 (175) 成長株投資 (158) 財務諸表を読もう (143) 資本家 (141) 不労所得を得る (132) 個別銘柄分析 (129) アルゼンチン株式 (127) マレーシア株 (126) 労働者 (112) 配当を得る (112) 高配当投資 (106) 書籍 (94) 会計 (91) バブル・暴落 (89) 経営 (89) テクニカル投資 (83) 節約術 (72) 組入銘柄 (67) ロシア株 (65) 街角経済 (59) 積立投資 (42) 家計簿 (41) 定点観測 (40) ローン返済 (23) 寄付 (19) MELI (16) 名古屋 (16) グランパス (15) SHAK (12) MO (11) ISRG (10) PNRA (10) DIS (9) NISA (9) NTES (9) V (8) アメーバ経営 (8) インド株 (8) PG (7) 0867.HK(康哲薬業) (6) ABT (6) AEO (5) JNJ (5) LLY (5) MMM (5) SPY (5) WMT (5) 稲盛和夫 (5) 1066.HK(山東威高集団医用高分子製品) (4) 2202.HK(万科企業) (4) 2328.HK(中国人民財産保険) (3) 6888.KL(AXIATA) (3) GSK (3) UNH (3) UNVR.JK (3) カルガモ親子投資法 (3) 出版 (3) 0388.HK(香港交易所) (2) 0857.HK(中国石油天然気) (2) 0991.HK(大唐国際発電) (2) 2628.HK(中国人寿保険) (2) 2883.HK(中海油田服務) (2) 900923.SS(上海百聯集団) (2) BBRI.JK (2) BRK-B (2) INDF.JK (2) KLBF.JK (2) MCO (2) VOO (2) 0525.HK(広深鉄路) (1) 0576.HK(浙江高速道路) (1) 0837.HK(譚木匠) (1) 0956.HK(新天緑色能源) (1) 1398.HK(中国工商銀行) (1) 2039.HK(中国国際コンテナ) (1) 8664.KL(SP SETIA) (1) AXP (1) FTNT (1) MA (1) MANU (1) TLKM.JK (1) TSLA (1)

2020年1月28日火曜日

銘柄の選び方と投資法とのマッチングのさせ方 第1回 --私の持ち株・銘柄のについて、どんな戦略のもとに購入して保有しているかを説明します。2202.HK、1066.HK、ISRG、MCO、2328.HK

私の投資法の変遷は、過去の記事「バリュー株投資、成長株投資、ファンダメンタルズ投資、さらにインデックス投資だったり個別株だったり --投資の流儀は色々あるけれど・・・」でも書いていますが、
①黎明期、初心者の頃
②純粋割安株投資の頃
③成長株投資の頃
④成長株を割安に購入しようとする試みの頃
⑤配当利回りも重視し始めた頃
⑥インデックス投資
のように紆余曲折してきましたので、今保有している銘柄もその時々の戦略によって購入したものです。

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今回は、保有銘柄をどの投資法、投資戦略で購入したかを書きますね。あと、購入した理由も。
解説の順番は、私のポートフォリオの時価総額順です。

万科企業 (シンセンバンカキギョウ) 

この会社は中国の不動産会社で、日本でいう三井不動産や住友不動産、三菱地所のような感じです。

この会社は「①黎明期、初心者の頃」からちょうど脱却しなきゃと考えていたときで、⑳年ほど前の中国が日本の高度成長期に似ていましたので、きっと日本のように成長するだろう、そして日本の事例から不動産はかなり伸びると予想して購入した会社です。

実際、この持ち株は30倍くらいになっています。ただ、この会社はそれほど考えて買ったわけではないので、30倍はラッキーですねー。株式分割も多く、また、配当がどんどん多く聞くなっていく典型的な成長企業です。

威高股分(ウェイガオ・グループ)

この会社は中国の医療機器メーカー、医療機器卸の会社です。日本でいうとテルモみたいな会社ですねー。いい会社です。

この会社は当時、30%増益をずっと繰り返していて、速く買いたいな、と思っていたの成長企業です。ですので、「④成長株を割安に購入しようとする試みの頃」になります。
ずっと人気で割高でしたので、なかなか手を出せない感じでした。そんな時に訪れたのが、リーマンショック!これによって、普段は最低単元の購入額が75万円くらいだったのが、1/3の価格の25万円くらいで購入できちゃうバーゲンセールが!早速購入しました。

こんなエレガントな買い方ができましたので、株価も7倍ほどになっています。

総じて、成長株はこのウェイガオ・グループのように、将来の利益成長を見込んでいて株価は割高、あまり買うタイミングがない状況になります。そこでうマーク暴落を活かすのが成長株をさらに加速させるいい方法ですね。

インテューイティブ サージカル(ISRG) 

この会社は、米国のロボット手術、遠隔手術、低侵襲手術の手術機器メーカーです。シェアが圧倒的で、導入後は運用収入、メンテナンス収入もバカバカ入ってきます。しかも一度病院が導入するとスイッチするのは相当コスト高になるため、乗り換えられるリスクも低いです。

この会社も増益具合がすごくて、完全な成長株ですので、「④成長株を割安に購入しようとする試みの頃」の戦術で購入していたのですが、途中からめんどくさくなって、お金ができたらすぐ購入していくという積立投資のような買い方で株数を増やしてきました。正直、「戦術無しで買いたい時に買う」というある意味成長株投資にはマッチする買い方です。

この会社は今も買い続けているので、2倍くらいになっています。

ムーディーズ(MCO)

この会社は、米国の格付会社、金融会社です。格付けという非常に特殊な業態で、先ずあまり資本が必要ないのでリスクは少ないです。信用という超無形価値をバックした会社です。あと、競合もスタンダード・アンド・プアーズのみで、2社の寡占市場となっています。なんというか絵に書いたような事業ですね。ウォーレン・バフェットさんも購入している会社です。事業リスクとしては、サブプライム・ローン問題のときのように、格付け自体が問題になって信用を毀損するときですが、あのときも何やかんや言って乗り切りました。まあ、社会に必要なサービスなのと、さらに2社しかいないので、強いですね。

買い方は、「④成長株を割安に購入しようとする試みの頃」の戦術ですが、上述のインテューイティブ サージカル(ISRG) のように、好きな時、お金が余ったときに買っています。

この会社も7年ほどの保有で株価は3倍位になっています。

中国人民財産保険 (ピーアイシーシ) 

この会社、中国の損害保険会社です。中国はちょっと前まで、一般市民に保険という概念もなくて、広大な市場がありましたので、急成長していました。

買い方は、「③成長株投資の頃」ですかね。この会社も日本の高度成長期を意識して、また事業内容、市場の状況を加味して買いまくりました。たまに、安くなる時もありましたので、そんな時にちょこちょこと買い増ししていました。

株価は、5倍位ですが、数年前の好調の時は、9倍くらいになっていました。
この会社は規模が大きくなるにつれて、株式分割も多く、また配当もどんどん増えていっています。

こんな所で、第1回は終えます。以降数回に渡って、以下の持ち株会社を解説していきます。

康哲薬業(チャイナ・メディカル・システム)
アルトリア グループ(MO NYSE)
バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)
メルカドリブレ(MELI)
香港交易所(HKEX)
グラクソ スミスクライン ADR(GSK NYSE)
中国人寿保険 (シーエルアイシー)
プロクター & ギャンブル(PG NYSE)
バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)
SPDR S&P500 ETF(1557)
スリーエム (MMM)
シェイク シャック A(SHAK)
ウォルト ディズニー(DIS)
ネットイーズ(NTES NASDAQ)
テレコムニカシ インドネシア(TLKM)
ビザ(V)
ユニリーバ インドネシア(UNVR)
Vanguard Small-Cap Growth Index (VBK)
バンクラヤットインドネシア(BBRI IDX)
アボット ラボラトリーズ(ABT NYSE)
ジョンソン & ジョンソン(JNJ NYSE)
イーライ リリィ(LLY)
SPDR S&P 500 ETF (SPY)
HDFC Bank Limited (HDB)
カルベファルマ(KLBF IDX)
フォーティネット(FTNT)
インドフードサクセスマクムール(INDF IDX)

ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
amzn.to/2G1VtGw 
ビジネス社さんより出していただきました。


この記事のまとめ:
  • マイポートフォリオ、時価総額上位5社
  • 当時の購入戦略
  • 現在の株価の推移を提示
関連記事:

2020年1月25日土曜日

「『迷路の外には何がある?』 ――『チーズはどこへ消えた?』その後の物語」読了 --イノベータ理論からカオス世界での身の処し方を学べる良書。仏教的な考えにも通じるところがあります。(゜-゜)

当書籍は、タイトルの通り、ベストセラー「チーズはどこへ消えた?」の続編になります。
「チーズはどこへ消えた?」の書評はこちら↓。

「チーズはどこへ消えた?」読了 --超有名本!!全体のページ数は少なく、物語としても読みやすい本ですが、内容は最高級。リスクを取るということ、変化にアジャストするということに勇気を与えてくれます。(^o^)

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■前作のおさらい

前作は、4つのキャラクターが危機に際してどのような行動をとったかを対比することにより、「変化にアジャストする」ことの重要性を説いていました。

4つのキャラクターとは、
①一人は、超保守的で、さらにノーチャレンジな者
②次は、追い詰められてから、行動に移した者
③3つ目は、変化に即座に反応し、新しいチャレンジをすぐにし始めた者
④4つ目は、③に賛同して、すぐに動いた者

4体は、イノベータ理論においては、
「①一人は、超保守的で、さらにノーチャレンジな者」は、ラガードと呼ばれる者でしょう。
「②次は、追い詰められてから、行動に移した者」は、レイトマジョリティ。
「③3つ目は、変化に即座に反応し、新しいチャレンジをすぐにし始めた者」は、アーリーアダプター。
「④4つ目は、③に賛同して、すぐに動いた者」は、アーリーマジョリティ。
に該当しそうです。

■当作のポイントは

以上の前作のポイントを踏まえて、新作はどうなっているのでしょうか?
ややネタバレ注意ですが、作中にある6つの教えが重要だと思われます。
  • あなたの信念に気づこう
  • あなたが考えたことすべてを信じてはいけない
  • 役に立たないことは捨て去ろう
  • 迷路の外に目を向けよう
  • 新しい信念を得よう
  • あなたが信じることに限界はない
とても深い言葉ですね。

暗中模索の人間の行動そのものを表しているようです。
GRAYのbelovedの中の歌詞に、「迷いの中立ち止まるけど、それでも人はまた歩き出す」という下りがありますが、似てますねー。
私も、2019年末に父の法要があり、曹洞宗のお坊さんに「人間とは無明の中で右往左往するものだが、それでも行動しなければいけない」と教えられました。

答えがない世界で答えを求めなければいけませんが、それには信念を持って行動することが大事なんですね。

ただ、2番目にもありますが、信念を持って行動することは重要だが、それが全てではないことも頭に入れておく必要があります。

■未来のことはわからない、こだわりを捨てる

私は投資を趣味としていますが、世の中には株価予想というジャンル(の職業の人)がいて、さも未来が分かっているように株価を当てていこうとする人がいます。高度な非線形方程式・カオスの場である人間行動において、未来を予想することは困難を極め、簡単ではありません。
それでも、人間は一定の法則があるのでは、と考え模索しています。

私は、ある程度の法則があって、未来は予測可能であるとは思いますが、その法則を今使う状況なのかすら分からないと思っていますので、結局、未来予測は不可能であると謙虚に捉えたほうが良いと思っています。
むしろ、偶然当たってしまった時に増長し、将来の失敗の傷口を作ってしまう、傷口を大きくしてしまうほうが問題です。世の中の成功や成功者と言われる人々も、少なからず運に支えられているところがありますので、成功ばかり気にするのではなく、成功・失敗に関わらず、常に前を向いて歩いていくことが重要ですね。

ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
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この記事のまとめ:
  • ベストセラー「チーズはどこへ消えた?」の続編
  • 人間の暗中模索のときの行動指針を提示
  • 不確実な未来への道標
関連記事:

2020年1月21日火曜日

「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」読了 --財務会計から管理会計の系譜を、体系的かつ具体的事例で理解できる良書。(*´∀`)

当書籍は、会計や経営の体系となっている、財務会計→管理会計→意思決定会計の詳細を、小説仕立てで実際の会社の運営を想定して解説しています。
そういう意味では、小難しい会計や経営の理論について、より実践的で具体的に示した書籍となります。

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■章立ては?

プロローグ 突然の社長就任
第1章 会計はだまし絵、隠し絵だ
第2章 現金製造機の効率を上げよ
第3章 大トロはなぜ儲からないか?
第4章 テストの見直しをしない子は成績が悪い
第5章 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
第6章 シャネルはなぜ高い?
第7章 整形美人にご用心
第8章 殺風景な工場ほど儲かっている
第9章 決断 進むか、退くか
第10章 シャーロック・ホームズの目と行動力を持て
第11章 会計のトリックに騙されるな!
エピローグ 夢に向かって
となっています。

話の展開は、父、矢吹源蔵が社長として経営するアパレル会社「ハンナ」について、父が急逝するところから話が始まります。
その娘の由紀はデザイナーとしてこの会社に携わっていましたが、急に新社長に任命されます。そして、この会社の最悪な状況、そして主要な社員が非合理的に会社を運営していたことを知ります。
そこを助けたのが、コンサルの安曇。合理的な方法で会社を立て直していきます。

■会計の体系どおりのストーリー

会計では、財務会計→管理会計→意思決定会計という体系があります。
それぞれ、財務会計は、対外的で主に外部のステークホルダーにきちんとした定形の情報を与えるための会計。
管理会計は、会社の経営をより合理的にし、変化に適応するための会計。
意思決定会計は、投資の合理性など、お金の使い方について適切な判断、意思決定するための会計となります。

上述の各章がどのような会計の内容・ストーリーになっているかを示します。

第1章 会計はだまし絵、隠し絵だ
この章では、PLの基礎が書かれています。特に利益の質、つまり粗利や営業利益の意味が解説されています。この辺はまだ序の口で基礎的でですので、ある程度の財務会計を理解している人にとってはつまらないでしょう。

第2章 現金製造機の効率を上げよ
この章でも基礎的なBSの話が続きます。BSの項目を利用した経営分析、指標の話が展開されます。

第3章 大トロはなぜ儲からないか?
この章になるとCSの話に移ってきます。基礎的な話も多いですが、事例がお寿司屋のネタを事例として、回転の重要さを説いています。

第4章 テストの見直しをしない子は成績が悪い
第4章は、計画とその見直し、つまり時間軸の話が出てきます。PDCAサイクルのことを知っている人は多いと思いますが、月次決算などのワンイヤーより未時間スパンで財務を監視すいることの重要性を説いています。
前の章までは財務会計の話でしたが、ここからいよいよ管理会計の話になってきます。管理会計は会社ごとの課題に適した方法を利用すれば良いので、その課題設定の話も出てきます。

第5章 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
第5章は、CVP分析の話。つまり損益分岐点分析です。
固定費、変動費の区別について、安い単価の餃子屋さん、高い単価のフレンチのお店を事例としてわかりやすく解説してくれています。

第6章 シャネルはなぜ高い?
この章ではブランド価値の話を出発点に、株主価値の話が出てきます。いわゆる純資産の話です。その定量化手法として、市場による評価額やDCFによる算定方法が解説されます。
その他に、ブランドを含む無形価値の評価、重要性を書いています。

第7章 整形美人にご用心
第7章は粉飾決算。粉飾決算を疑う3大ポイントである、売掛金、固定資産、費用計上時期を解説しています。面白い章です。
経営者になるには決算書を読めなければ話になりませんが、この本にも一貫して書いてある、決算書がすべてを表しているわけではない、つまり決算書でおかしいところを見ぬ言えて、最後は現場に聞いて問題の本質を明らかにする、という行動が重要だと気づかなければいけません。
私は株式投資を趣味としていますが、それは投資先の財務諸表を眺めて、その会社の問題、もしくは将来性を見抜く訓練ができるところも大きいです。投資に合わせて、楽しく財務諸表が読めますからね。

第8章 殺風景な工場ほど儲かっている
原価管理の話。原価の計算は、直接的で変動的な材料費をもとにするのは理解が早いですが、工場などの固定費に当たる部分の配賦をどうするかという問題がいつも付き纏います。共通にかかる費用をどのように割り振るかによって、その製品の原価率・利益率が良くも悪くもできるため、注意が必要です。
また、在庫には売上計上、利益計上の時期の話もあります。時間軸でこのような共通経費がどのように配布されるのかも気にしなければいけません。

第9章 決断 進むか、退くか
この章は、機会損失の話。意思決定会計の話に入ってきます。つまり、投資をするには、投資によって生み出される将来のキャッシュを現在価値に割り引いて戻したものが、投資コストを上回れば投資をする、という話です。
また、埋没費用、いわゆるサンクコストの話も出てきます。サンクコストは将来の投資の意思決定には影響を与えないことをしっかりと頭に入れましょう。

第10章 シャーロック・ホームズの目と行動力を持て
第10章は、先ほど上でも述べましたが、決算書だけでは見抜けないところは現場に足繁く通って理解しよう、その先にやっと意思決定がある、という話が展開されます。
よくある話ですが、財務マン(もしくは外部からの銀行マンや経営コンサル)は、あなたの事業の内容をほとんどわかっていません。事業の細かい内容を分かっているのは現場のみです。つまり、決算書を読んで意思決定する人は両方を俯瞰的に見られる人でなければいけません。

第11章 会計のトリックに騙されるな!
最後の第11章は、逆粉飾という名前がついていますが、つまり決算を悪く見せる手法についてです。普通に粉飾決算のことですが、第7章の逆側の話ですね。
日産のV字回復の話が出ています。

■ある経営者さんとの、私の思い出

このようなV字回復話については、私も数年前、経営塾で同じ経験をした覚えがあります。経営塾の朝活の会に出ていたのですが、そこで日本のトップメーカーの名誉会長さんと朝食をいただきながらディスカッションをする機会がありました。その名誉会長さんは業績が悪くなっていたその会社をV字回復で建て直された有名な方です。その朝活の場でも会社のグローバル化や事業ドメイン等の改革の話をしてくださいました。
その中で私が気になったのは、V字回復のグラフ。あまりにもきれいなグラフでしたので、ご飯を食べながら私の方から質問をしました。

私「あまりにもきれいにV字回復しているので、財務部門の私からしては、何か前年に意図的に損、つまり特損を出しているように見えます。差し支えなければ、どのようような部分で損を計上したかご教授願えませんか?」

その質問を聞くと、会長さんは、笑いながら、
「良い質問しますね。」
と前置きをして、ある事業の再編の話、経営体制の変革の話、そしてそこでどの部分を特損として計上したかを説明していただきました。

このように、この第11章では逆粉飾という名前で悪いように言っていますが、会計ルールの上で意図的に、そして一気に会社の膿を出してしまって、改革を内外に印象づけるのは会社経営上、非常に有効な方法だと思います。

ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
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ビジネス社さんより出していただきました。


この記事のまとめ:
  • 財務会計から管理会計、意思決定会計の体系を物語風に解説
  • 具体的で実践的なため、理解が進みやすい構成
  • 個人的な思い出として、ある経営者さんとのV字回復の話題が思い起こされる
関連記事:

2020年1月18日土曜日

積立投資 2019年12月 --今月の買付額は23,866円。笑うしかないくらいに小さい額になってしまいました。ここ1年米国市場はかなり上昇しています。(´・ω・`)



2019年12月の積立投資です。
先月の買付額は29,068円でしたが、今月はさらに市場が上昇しましたので、23,866円とさらに投資額が縮小しました。

ちなみに前月はこちら↓。

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今月の投資額は、23,866円。前月は29,068円でした。

平均100,000円、最低0円、最大200,000円の条件下では、4,833円。この記事を始めてから、最小の投資額となりました。よっぽど米国市場が上昇しているということです。

この手法は、自著の、
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
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でも取り上げています。詳細はそちらで。


ちなみにこの方法は、当ブログで進めている価値に対する価格の安さで投資をしていくアプローチではなく、どちらかと言うとチャートを元にしたテクニカル投資のようなものです。手法は、過去1年のデータから正規分布の確率密度関数を想定して、その重みを付けて投資金額を自動決定するものです。
手法に関する過去記事はこちら↓
積立投資向けの毎月投資額自動確定の仕組みを作ってみた --確率密度関数の上側確率の重みで金額を決めるツールです

この記事のまとめ:
  • 米国市場は前月に続きさらに上昇
  • 積立額はさらに減少
  • この記事を始めてから最小の投資額を記録
関連記事:

2020年1月13日月曜日

定点観測 2019年12月 --香港とインドネシアが反騰し、その他の市場も上げ続けている。年末のボーナスの使い方には要注意。

12月末の指数は、すべての市場で上昇しました。
こんなときに儲かっているからと言って調子に乗っているとひどい目に逢います。慎重に行きましょうね。

■S&P500
S&P500。
米国株は、前月3.40%上昇しましたが、今月はさらに2.86%上昇しました。1σを超えてきましたので、かなり買いづらい状況ですね。

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■ジャカルタ総合指数
ジャカルタは、前月-3.48%下げていましたが、今月は反騰し4.79%上昇。こちらは過去1年の平均値くらいになってきました。

■日経225
日経225は、前月1.60%上昇し、こんげつはさらに1.56%上昇。すごい勢いですね。東京市場。

■香港、ハンセン指数
香港市場は、前月-2.08%と下げましたが、今月は7.00%上昇。もうなんか馬鹿みたいな動きをしています。香港市場は本当にボラティリティが大きいです。こういう市場の株式は、価格を真面目に見ないほうが良いです。いい会社かどうかだけ見抜ければ良し。

■インド、ムンバイSENSEX30
インドのムンバイSENSEX30は、前月1.66%上昇し、今月も1.53%上昇しました。ずっと上昇しています。+1σを上回る高い状態です。

なお、今回のグラフ及び作成手法は、ブログ記事「定点観測 2017年7月 --過去1年移動平均と標準偏差からみた株式市場の買い場」に依っています。

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この記事のまとめ:
  • 12月は、すべての市場で上昇
  • 香港、インドネシアは反騰
  • ニューヨーク、日本はずっと上げている
関連記事:

2020年1月11日土曜日

組入銘柄 2019年12月 --購入銘柄なし。株価がぐんぐん上がっていくのを見つめておりました。ヽ(^o^)丿

2019年12月の組入銘柄です。
12月は、主力の米国株、中国株ともに上げました。銘柄の順位には大きな変化はありません。

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12月の購入銘柄は全くなしです。一気に株価が上がってきましたので、購入なしです。

今月の配当は、米国株が2件、中国株が2件、インドネシア株が1件、振り込まれました。
が振り込まれました。

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この記事のまとめ:
  • 12月は、株価上昇により購入銘柄なし
  • 配当は、米国株が2件、中国株が2件、インドネシア株が1件
関連記事:

2020年1月7日火曜日

家計簿のすすめ21 2019年の我が家の金融資産ポートフォリオ --有価証券の時価が増加したため、株式の割合が大きくなっています。ヽ(^o^)丿

約20年ほど前から、毎月家計簿をつけています。さらに毎年12月の最終日には、我が家の決算ということで、すべての資産や負債を洗い出して、企業のバランスシート(貸借対照表)のようなものを作っています。
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我が家の流動資産の推移を見てみましょう。

2013年。このときは現預金の比率が高かったです。

2014年は、米国株2年目でしたので、米ドルが外貨預金として多かったです。

2015年は、株価の上昇で株式の比率が上がりました。

2016年。やや現金比率が上がりました。

2017年。この年から公的年金を帳簿に入れるようにしました。よって年金の比率が上がっています。株価も上がりましたので、株式の時価総額が大きくなった年です。

2018年。車を購入しましたので、現預金の割合が減りました。

2019年。株式市場が好調で、株式の割合が大きくなりました。

金融資産のバランスを把握することはかなり重要です。私の場合は、もう少し現預金の比率を大きくしたほうが良さそうです。現預金は、家族の病気や災害など、いざという時に必要なお金です。
年収分や年収の2年分は確保したほうが良い、などの意見がありますが、自分や家族のライフスタイいるに合わせてバランスを取っていく必要があるでしょう。

我が家の場合は、奥さんの収入もありキャッシュフローがそれなりなので、現預金はやや低めで、いつでも換金できる株式を大きくしています。できるだけお金に働いてもら痛いと思っていまして、安全の範囲で株式投資に回すこととしています。

今後は病気のリスクも高まりますし、災害もありえますので、少しずつでも現預金を増やしていこうと思っています。

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この記事のまとめ:
  • 株式市場が好調で、株式の割合が大きくなった
  • もう少し現預金の比率を上げたいところ
  • 2020年は、引き続きバランスを取りながら投資を進めていきたい
関連記事:

2020年1月3日金曜日

家計簿のすすめ20 我が家のバランスシートの推移 --2019年は株式市場が好調なため、金融資産、純資産が伸びました。\(^o^)/

毎年、我が家の家計簿をベースに、企業に模してバランスシート(貸借対照表)を作成しています。

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まず、棚卸しの方法ですが、
  • 預金は、銀行をすべてネットバンキングにしていますので、最終日(12月31日)の残高を記入
  • 外貨預金(外国株式を買うための資金)は、最終日の為替レートでの円建て残高を記入
  • 株式は、時価を記入
  • 土地の価格(我が家の住宅の土地ね)は、3月下旬頃に発表される国土交通省の「公示価格」で算出
  • 住宅は、購入後、毎年、半額で減価償却させて資産計上。すでに無価値となっています。
  • 自動車も、同様に50%の減価償却をしています。。
  • 個人年金は、それまでの積立額(元本)を記入。つまり現在価値計算はしていません。本来は3%複利で増えているので、もっと資産価値はありますが、安全性を見て元本計上しています。
  • 固定負債は、住宅ローン残高を記入。2015年10月に完済しましたので現在は残高なしです。
  • 国の年金は、積立額を記入。ねんきんネットの年金額を記入しています。
この方式で、約20年間、年末の家計簿をつけてきましたが、その資産・負債・純資産の状況(バランスシート)が下記の図です。

2本の棒でセットで1年分です。2本セットはバランスして、同じ高さになっています(なのでバランスシート)。
左側の青色の棒が流動資産、茶色の棒が固定資産。
右側の黄色い棒が流動負債、赤い棒が固定負債、緑の棒が純資産です。

1988年から20年ほどのグラフとなっていますが、変遷と傾向を見てみましょう。
  1. 住宅ローンが始まった頃の2000年頃は、頭金で使ってしまったため現預金もわずか。純資産(緑色)がほとんどなく、債務超過寸前でした。
  2. 2001年から2007年までは、地価(固定資産、茶色)より住宅ローン残高(赤色)のほうが大きい状態。つまり、土地を売っぱらっても住宅ローンが残る状態
  3. 2008年からはやっと地価のほうが住宅ローンを上回りましたが、2012年までは流動資産(青色)より住宅ローン(赤色)のほうが大きい状態。つまり、株とか全部売っぱらっても住宅ローンが残る状態
  4. 2013年からやっと流動資産(青色)が住宅ローン(赤色)を上回り、何が起きても住宅を売ったりする最悪な状況を脱した状況。
  5. 2016年、住宅ローン完済(赤色消滅)
2016年。
直近では、2016年は、前年にやっとローン返済が終わって負債が消滅しましたが、少し無理して返済しましたので、順調に増やしてきた金融資産(流動資産)も減っています。また、BS自体も縮みました。ただ、純資産は微増していますね。
会社でいうと、有利子負債を完済してきれいにした上で反撃する状況ですね。

2017年。
この年から基準が少し変更されています。ねんきんネットで公的年金のデータが取れるようになりましたので、追加しています。流動資産に上乗せされています(本来は固定資産だと思いますが、金融資産を把握したいので、年金も流動資産に入れています。

2018年。
BSの棒自体は縮みました。この年は株式市場がやや低調で、有価証券の時価がやや下がりましたので、金融資産(流動資産)が縮みました。
あと、長女の大学入学もありましたので支出が大幅に増えています。大学からは桁違いにお金がかかりますので、ご注意を。

で、今回の2019年。
2019年は、各国市場の株価が大きく上昇しましたので、金融資産(流動資産)が大幅に増えました。過去最高の資産額となっています。地価(固定資産)はあまり変わりませんので、純資産も同様に大きくなっています。BS自体も伸びましたね。

このように、バランスシートを家庭内でも把握することにより、企業のように家計の実態やリスクを把握することができます。月々の家計簿と、年に1回のバランスシート作りを実践してみてはいかがでしょうか。

ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
amzn.to/2G1VtGw 
ビジネス社さんより出していただきました。



この記事のまとめ:
  • 1998年よりバランスシートを公開
  • バランスシートを把握することにより、企業のように家計の実態やリスクを把握することができる
  • 2019年は、有価証券が大きくなったため金融資産が大きく増加
  • 2020年は、加熱している株式市場も沈静化すると思われるため、その際は積極的に優良企業を買っていく
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